Lifelog @ parklife1979

進路に迷い中。Macと音楽とサッカーと。

これからの「日本サッカー」の話をしよう

 

全体としては、そんなに目新しいものは無かった。
「いいFWは点を取る型を持ってることが大事」

「練習は実際の試合を想定してやる」など、従来言われていることの繰り返し。
 
その中でも何点か面白いことがあった。

いい選手の条件に①強烈な自信を持ってること、
②何でもセットプレーで年間10点以上取るが挙げられているのが面白かった。
特に②はなるほどと思わせる点で、ヘッドの強さでもマークの外し方でも、
または直接FKでも、セットプレーはその選手の能力が現れやすいor計りやすいのでは?
という観点は、あまり今まで意識していなかったので、興味深かった。

また、オシム監督とのエピソードも含まれていたが、個人的には、
イビッチという、70年代半ばにすでにプレッシング戦法を考えていた監督の話が
初耳だった。
ユーゴはボールゲームが盛んとのことだが、バスケやハンドから戦法を研究し、
それをノートにまとめていたとのことだった。
自分の仕事でもそうだが、他業種からは当たり前と思われていることが、自分の業界では
未だなされていないということは、時折認識させられる。
なるほど、真理はいつの時代でもspecialityが変わっても同じなのだな、と気づかされた。

代表に関しても少し。
やっているサッカー(組織的な守備)に関しては、日本人の特徴がよく出ているので、
それを生かしつつ、あとは育成だ、と。
育成に関しては、各学年ごとのチーム編成やリーグ戦導入などが挙げられていた。

これからの育成に関しては、強豪国がやっている当たり前のことをやる。
→「日本独自の〜」とかいうレベルではない。
これは同意見。日本らしいサッカーとかいう意見はまだ早い。
というか、もうJ自体にその萌芽はできている。
それは、少しづつ時間をかけて(10年単位で)、育っていくものだと思う。

さあ、いよいよ今週、J開幕。



(おまけ)

コーチ論の中に、「そのうちビッククラブには選手1人にコーチ1人がつくかも」との話しがあった。
今年より、鹿島はセンターバック専門のコーチ(引退した大岩選手)を置いていることととだぶった。
将来的にはFWやMF専門のコーチも置かれるのだろうか。
コーチの重要性も今後、取り上げていかれるべき課題なんだろうな。