Lifelog @ parklife1979

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Jリーグ 第1節 対甲府A

3月1日(土) 2014 J1リーグ戦 第1節
甲府 0 - 4 鹿島 (14:05/国立/13,809人)
得点者:11' ダヴィ(鹿島)、26' 遠藤康(鹿島)、47' 昌子源(鹿島)、90'+3 ダヴィ(鹿島)

去年は0-3で完敗した相手。
相性の悪い小瀬ではない、去年やられた柏がいないのが救いか。
ただ、こちらも大迫が抜け、世代交代中でむしろ虐殺されないか、
不安と期待では不安の方が大きいところで始まった開幕戦。

終わってみれば、セットプレー4発で快勝。
まあ、うまく行き過ぎた面は多分にあるが、
点が取りたい時に点が取れるとこういう流れになるよね、という典型的な試合。

試合後のコメントで城福監督も言ってたけど、
帰陣が早くて相手の速攻を遅らせることができた。
その点が失点を減らせた要因と思う。
それを支えたのがヤング鹿島の顔になるかもしれない
豊川、土居の2列目コンビでしょう。
とにかくさぼらず愚直に走り続け、しっかり相手にプレスをかけ続けていた。
これが継続出来るなら、大崩れはない。
相手の2列目の飛び込みがうまくはまったときはやや危ない形も
作られたので、ペトロヴィッチサッカーとやるときはそこが鍵になる。
(やっぱボランチがついていかないとダメな形を作られるとやられるケース
が多い。これは小笠原と柴崎のドイスボランチを続ける上でのデメリット。
これは攻撃面とのトレードオフになるけれど。)

攻撃面では、大迫に一旦あずけて、という形から
とにかく相手の裏狙いへと攻撃の形を変えていた。
トップがダヴィであることを考えると、その方がいいということ。
今回は先制点がとれて相手が引く形にならなかったので、
粗が見えなかったが、これもペトロヴィッチの5バックをいかに崩せるか
と言うことにつきる。
結局去年広島と浦和から勝ち点1しかとれなかったわけで・・・
そこをいかに改善するかですね。

あとは先ほどの守備面でのデメリットはあるけれど、攻撃面では
やはり小笠原と柴崎のコンビは秀逸。
去年から継続しているだけあって、あの二人に預ければ、
なんとなく形ができてしまうのがスゴイ。
やっぱりパスを出せる選手を二人並べるといいね。
熟成すれば、裏狙いの形も相当よくなるでしょう。
伊東、山本の両SBも運動量あるし、「使われる」選手だから。
そういう意味では前野はチャンスがあるけど、西はきついな・・・

他の開幕戦の結果を見ると、やはり今のJはドングリの背比べ。
抜けた存在はいないので、左サイドとトップをやれる外国人がいれば、
あわよくばと期待を抱かせる開幕戦でした。

城福監督も言ってたけど、
「鹿島相手に(鹿島じゃなくてもだけど)、最初のCKで点をとられ、
2点目もCKで取られ、後半立ち上がりに3点取られたら、サッカーにならない」
裏を返せば、それだけ鹿島が点を取るべきときに取ったということでしょう。
最初のセットプレーでしっかりものにする。
2点目は相手のミスからとったCK。相手があわてているときに
サインプレー気味に合わせて点をとる。
3点目は後半立ち上がり。
鹿島らしいといえばそれまでだが、それが実際は何か、対策するなら
どこなのかをインタビュワーには聞いて欲しかった。

僕は小笠原だと思う。
そういった流れを読む力、特に2点目なんかはいい意味での「いやらしさ」
が垣間見れたように思う。
小笠原の力、影響力を改めて感じた開幕戦でした。
去年引退した元ジュビロの服部が言ってたとおり、小笠原の負担が大きい。
大黒柱であることに疑いはないですね。

ちなみにこの下書きはスマホ+diNovo miniでやりました。
やり始めよりだいぶ速くなってきました。
でも物欲がblackberryポメラを・・・止められない。