Lifelog @ parklife1979

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Jリーグ 第3節 対鳥栖A

3月15日(土) 2014 J1リーグ戦 第3節
鳥栖 0 - 3 鹿島 (15:04/ベアスタ/13,013人)
得点者:40' 青木剛(鹿島)、59' 土居聖真(鹿島)、72' 豊川雄太(鹿島)

苦手な鳥栖相手にアウェイで3−0。
どちらも運動量と献身さをみせて、拮抗した試合展開になった。
それでもセットプレーで先制点を取り、自分たちの時間にうまく点を取り、快勝。
結果は申し分なし。内容はそこまで差があるわけではなく、先制点だったり、
キーパーのファインセーブだったり、流れがこちらに向いてこのスコアになった。
もちろん「運」な面もあるのだけど、去年はそこでことごとく失点していた
わけで、やはりそこにはロジックが存在するのでは?と思う。
僕としては、ひたむきさが一つの理由だと考える。
基本的な運動量と最後まであきらめずに足を出す献身性、それがあるから、
相手のシュートが足に当たったり、シュートコースが限定されたりするのだ
と思う。
こういうひたむきさを出されると応援しがいがあるし、負けても拍手したくなる、
そういうサッカーを今、鹿島はしている。
本当に嬉しい。昨日の豊川のゴールは感動して泣いてしまったしね。

当日夜のJリーグタイムでも言ってたけど、攻撃はまさにダヴィ仕様。
特にボランチ二人とCB二人のフィードがいいので、相手が浅いラインだと、
ダヴィ、土居、豊川の3人の裏抜けからの縦に早い攻撃がはまる。
前の鹿島だと、ポゼッションしながらワンツーとかで崩したりしてたけど、それは
今となってはクラシカルと言われてしまうかもしれない。
現代サッカーはショートカウンター含めいかに早く攻めきるかがポイントなので、
プレッシングしてくるチームなら、戦術ダヴィははまりそうだ。
ただ、相手が点を先に取ったりして引いた時にどうなるかはわからない。
そういう時は一対一に勝てないと点は取れないので。
ジャイールに期待か。

今節は川崎対大宮(4対3で大宮の逆転勝ち)があったんだけど、大宮の大熊監督と
川崎の風間監督の監督コメントがどちらも「本気で戦えるかどうか」「意識を高め
ないといけない」という共通のもので興味深かった。
どちらかと言うと、フォーメーションとかロジックで語られがちなのがサッカー
という競技だけれども、最近は運動量が求められて、そこに技術+αを乗せるのが
潮流になっている。
鳥栖はそういったチーム、横浜が去年勝てたのもそこが一つの理由だろう)
どれだけ献身的になれるか、が勝負の分かれ目になるだけに、そういう方向性に
チームが変わってきたのは非常に喜ばしい。

一般社会で考えても、意識を高める指導にも興味がある。
教育は非常に難しいと思うだけに。
もちろん個人の資質は必要だが。
セレーゾが優秀ということになるのだろうか。

ただ、去年の横浜含めて最終的には個の力、決めきる力が無いと
優勝できないのも事実。できるだけ勝ち点を伸ばしつつ、優勝に向けては
外国人含めた個の力が求められる。
ダヴィが30点取ったり、豊川がザキオカになれれば、優勝だけど。
そううまくは行かないかな、やっぱりジャイールに期待。