Lifelog @ parklife1979

進路に迷い中。Macと音楽とサッカーと。

Jリーグ 第24節 対神戸H

9月1日(土) 2012 J1リーグ戦 第24節
鹿島 1 - 0 神戸 (19:04/カシマ/13,798人)
得点者:23' 大迫勇也(鹿島)

試合のMVPはゴラッソを決めた大迫だったが、影のMVPは本田拓也だろう。

鹿島に移籍して1年半。度重なるケガで出場できず、この試合がリーグ戦初先発。
そして、はっきりとこれが、「ボランチ」だというプレーを見せてくれた。
攻撃の組み立てはまだまだ物足りないところもあったが、ポジショニング〜
スペースの潰し方、サイドバックの上がった後のケアなど危ないところへの顔の
出し方はさすが、の一言。
こういう守備面での気の効き方は、最近の鹿島では見られなかったところ。
来週のナビスコやこれからのリーグ戦が楽しみだ。

試合は鹿島、神戸ほぼ互角だったと思う。

シュートが決まるか決まらないかで勝敗が決まった感じ。
まあ、それがサッカーと言えばサッカーなのだが。

前半、特に10〜20分で神戸の前線からのプレスがはまり、バックラインからの
組み立てが出来ず。
(岩政、青木のバックラインだとこの問題点が出る。青木の判断の遅さ、岩政の
足元の不安定さといったところを神戸はよくわかっていた。)
中盤は満男とホンタクの初コンビであり、なかなかスムーズな組み立てとは
いかなかったが、ところどころいいところがあった。
満男がいるといないでは鹿島のレベルが全く違う。
若手が出てこない寂しいところでもあるが・・・
ただ23分に大迫のスーパーミドル(トラップから2タッチでのドライブ
シュート!)が決まり、鹿島が先制する。
その後は両者ともプレスをかわせず、攻撃の組み立てができていなかった。
神戸はロングボールが多かったが、それは意図的なものなのかどうか。
(戦術田代?)
上位にいくにはここらへんをしっかりパスで組み立てるようにならないと。
1−0では、のざーの一発や大久保が怖いなと思いながら、後半へ。

後半開始から大久保出場。
田代と2トップになり、神戸は前線でボールを収められるようになる。
ただ鹿島も隙をみて10分までにカウンターなどチャンスを作るも決めきれず。
(ここらへんがこの2、3年の鹿島の課題)
後半27分、ホンタク交代〜は遠藤が入る。
練習ではボランチもやっていたようだが、正直遠藤は性格的にもプレースタイル
的にもボランチは向いていない。
前目で自由にやらせて、シュート力やドリブルを活かすやり方がいいと思う。
(というか良くも悪くもそれしかできない。)
最近は出てきてものり切れず、らしいプレーが出来ていない。
最後のシュートチャンス決めていればまた違ったのかもしれないが・・・
もう一皮むけないとなあ・・・
(というか今の鹿島はそういう選手が多い、大迫、興梠など。
勝ちきれないわけだよ。)
後半終了間際、いくつかチャンスを作られるも相手のミスにも助けられ、
無失点で終え、何とか勝ち点3ゲット。

正直下位チーム同士の試合、というレベルではあったが、ホンタク含め、
見所はあった。
来週のナビスコにいい感じで入れれば。

審判・・・神戸の後ろからのタックルや肘打ちなどをすべてイエローで処理。
また神戸のDFの選手が手を使って引き落としても見れていない、などがあった。
試合を壊すほどではなかったが、まだまだ下手。

宮澤ミッシェルが鹿島よりの解説だったのが意外だった。
でも嬉しいというより寂しい感じ。
あの人にいやがられるくらい強い鹿島にならないと!