本屋大賞1位があまりにも酷評されているので、2位を買ってみた。
確かに1位は表紙やタイトルから、ちょっと抵抗があった。
もう少し、「普通」の本だったら、読んでいたかも知れないが・・・
(でもレビューを見る限り、表紙とタイトルは内容を反映しているようだ。)
第1章・・・コスプレエッチ 高校生 純愛
第2章・・・不妊 いじめ 逃避
第3章・・・高校生(10代) 処女性 家族
第4章・・・貧困 学歴 格差 ロリコン
第5章・・・母性
各章のキーワードはこんな感じだろうか。
最後の章までは、現代の世相を表したものだ。
(苦役列車同様、時代に問題がでてきていると、小説の題材が増える)
ただ、最終章は異なる。
母性とすべてを包む愛にあふれた内容で、感動的だった。
そのため、読後感も良いものになっている。
映画化しそう。